低周波騒音の被害と個人差

低周波音は、体感は個人差が大きく、同居されている家族や同じ職場の人たちには聴こえないのに、特定の人だけ被害を受ける場合があります。

それだけに、原因を特定したり、低周波音が原因かどうかを把握することさえ難しいものです。 その場合は、騒音調査が必要です。

また、低周波音による健康被害は酷いものであり、長期間、騒音にさらされると大変なストレスがたまることになります。実際に深刻な状態になった 低周波騒音の被害事例をご覧ください。
*参考:低周波騒音と防音対策
*対策事例のリポート:騒音調査と防音対策


防音設計と振動対策

防音には、遮音・制振・吸音が重要なのに、これを軽視或いは無視する建築業者が少なくありません。

振動を抑える性能が乏しい鉛などの遮音ボードを張り付けても、実際の現場では殆ど効果がありません。

実際に直面した現場において体験した概要を、鉛信仰と防音設計という、 事例記事で述べましたので、ご参照ください。
このように、防音材の選択を間違えたり、防音の設計段階から十分に配慮することを怠ると、振動騒音が発生することが少なくないのです。
防音材と防振